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トップ > 母乳外来 > 当院の母乳トラブルの考え方

授乳がうまくいかない、ミルクの量が多い

分泌量をあげるためには、産後1か月の授乳はとても大切です。赤ちゃんがうまく吸えない、母乳をあげたいのに半分以上ミルクをあげている場合は、産後1か月を待たずにご相談をいただければと思います。また、新生児期~生後2か月位までのトラブルは、赤ちゃんがキーマンなことも多いので、マッサージだけではなく、母乳育児をするうえで赤ちゃんがどういうタイプなのかもみていきます。おっぱい、赤ちゃんの双方を診たうえで、乳輪から深く吸わせる授乳の仕方を練習いたします。

退院後に、おっぱいがはりすぎて痛みがある、うまく飲めないなどにも対応しております。

しこり・白斑等のトラブル

しこり、白斑、乳頭が切れる、飲ませた後にチクチクした痛みがある、飲ませる時に乳首が痛いなどのお悩みは、血行不良の方が多いです。血流が悪くなることで、乳汁の循環不良が起こり、しこりや白斑ができやすいと考え、これは食事だけで解決できるものではありません。乳房周りの血流が悪くなる原因は、冷え、筋肉のコリ、疲労、ストレス等です。当院では、食事によるコントロールはやっておりません。

乳房のマッサージだけで改善しない場合には、漢方を取り入れた温熱療法を行う併設の おおたかの森レディースケアサロン や、生薬煎じ薬専門の 漢方薬局 をご紹介しております。

そして、大切なことですが、当院は助産院ですので医師は不在です。そのため、化膿性乳腺炎はもちろんのこと、マッサージではとれないしこり等には、医師の診察が受けられるように嘱託医との連携を密に図っておりますので、安心して受けていただけます。

乳腺炎

37℃~39℃の発熱がみられ、乳房の痛み、赤み、しこりがある場合には、乳腺炎が考えられます。乳腺炎には化膿性とうっ滞性があり、医師の診察を受けていただく場合には、化膿性乳腺炎の疑いや移行する可能性が高い、お痛みが強い、全身症状が強い、24時間経っても熱が下がらない等があります。

母乳育児支援業務基準「乳腺炎2015」の乳腺炎のフローチャート を元に、医師の診察を受けた方がよいかの判断をしております。

うっ滞性の場合は、数時間で熱が下がることが多く、つまっている乳汁を流すことになります。当院では、マッサージと荊防排毒散(漢方薬局での処方)をお勧めしており、症状が強い場合には医師の診察のご紹介を差し上げております。乳腺炎を繰り返すような慢性化された方、乳腺炎が治癒しても、お痛みがあったり分泌が少なくなったりされたは、どのような場所に受診をするのか悩まれる方も多いと思います。当院では、そのような方のケアを得意としています。